2009年の始まり (陽輔

 明けましておめでとうございます。今年からよろしくお願いいたします。
 今年からって所が味噌醤油です。注目ね。しなくていいよ。

 粉雪降る新年ですね。北陸だけだってそんなの。
 朝七時に起床。ばぁちゃんが隣でクロスワードパズルをしていて、俺はホットミルクを注ぐ。
 毎日の似たような新聞に目を通して、二人でゆったりと過ごす。石油ストーブの低いうなり声みたいなのが、充ち満ちてた。なんか、良い朝だった。2009年の始まりには丁度良いだろう。

 家族がゆっくりとキッチンに集まってきて、正月料理を食べた。御神酒を飲んで、雑煮を食って、数の子をつついた。
 その後部屋に戻ったら、やたらと眠気が襲ってきて、ベッドで寝ているんだか、起きているんだか判らない時間を過ごした。もったいないなんて思わない。ただ、幸せな眠気があって、ずぶずぶとベッドに沈んだ。

 十一時過ぎになると従姉妹の皆さんが我が家に到着。ちび共と一緒に遊んだ。枕投げたり、スーパーマリオ64やったりしてね。小学校一年生の男の子がいるんだけど、その子が「彼女いるよ!ちゅーしたことあるよ!」と何故か俺に名言してきた。はっはっは全然悔しくないぞっつーか……最近の子ども進み過ぎだろ常識的に考えて。

 ちび共元気でしたね。俺、子どもなんて持てそうにないわ。やたら三歳の女の子に懐かれて抱きつかれたり、手握られたりしました。なんだったんだオイ。

 今年でお年玉も最期ですね。来年は社会人なんで。二十二歳の重みを感じる……わけねぇよ。単位を全部とってたから半年程ニート、引き籠もり生活だったよ。四月から怖いよ!

 さて。明日明後日には短編なり、長編すすめるなり、小説という物に取り組もうとようやく気持ちが前向きになってきました。ニコニコでTASさんSUGEEEとか書き込んでる場合じゃねぇっつーの。
 ではでは。