2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

第三の時効  横山 秀夫

「沈黙のアリバイ」強行犯捜査一係班長、朽木が主人公の話。 強盗殺人事件を犯した湯本は、取調べでの犯行自白を法廷で覆し冤罪を声高に叫んだ。それによって朽木は窮地に立たされる。 捜査する時間はなく、取調べをする時間もない。残るは、捜査第二課から…

睦月の帳 陽輔

日記。日々を記すと書きまして日記でございます。だから何だ。陽輔です。 現在時刻は七時四十八分。ベランダでは、洗濯機の音が鳴り響き、リビングの奥のお風呂ではお湯がとぽとぽとバスに注ぎ込まれております。 先ほど起床し、昼十二時に眠り、夜の十八時…

「海辺のカフカ上」 村上春樹 ★3 (陽輔

はい。久々に書評でもと思いまして。描かせていただこうと思います。 最近は一日一冊のペースで読んでいるのですが、やっぱり村上春樹さんの作品はぬるぬる読める。 読みやすいというのもありますが、読みやすいというより、自然に頭に入ってくる独特のテン…

書評【ラノベ】・目次「か」

君のための物語 水鏡 希人

人間失格 太宰治  マサキ

教科書とかで一部分だけとかは読んだことはあったのですが、きちんと全文読んだのは今回が初めてです。 昔のものなせいか、ちょっと文章が読みづらかったです。 と言ってもほとんど現代と変わらないんですけど、私の語彙が少ないせいかもしれません。 主人公…

『君のための物語』

『君のための物語』面白かった。時代は近代ヨーロッパ辺りに思えました。それで主人公は何の変哲も無い大人の一般人です。 それが『レーイ』という名前の不思議な雰囲気の青年に出会います。 彼らはだんだんと深く関わりあって、友情を育んでいくんです。 人…

たすけてサミアドンッ! じゅん

三人称が書けません。 一人称をずっと書いてきたからです。 三人称で書き出そうとして、どうしても納得のいく書き出しが出来ません。一歩進んで二歩下がる。。。 ちなみに、タイトルのネタが分かった人は挙手w

ナイチンゲールノ沈黙(下) 海堂 尊

とうとう現れた白鳥。 実は加納警視正とは大学時代の友人同士だった。加納は白鳥に調査協力を依頼し、白鳥はそれを承諾する。 デジタル・ハウンドドックとヒクイドリ。人間離れした2人が操作を行うことで事件は解決へと向かっていく。 と、まぁ遅まきながら…

書評【一般】・目次「あ」

安楽病棟 帚木 蓬生 隠蔽捜査 今野 敏 海辺のカフカ 村上 春樹

安楽病棟 帚木蓬生

序盤では、数人の高齢者がどのように認知症病棟に入っていくかが描かれ、中盤より新人看護師の視点から認知症高齢者のケアの場面あれこれが描かれ、終盤にさしかかると病棟の高齢者がどんどん死んでいきます。そして最後の章で、それが殺しだったことが発覚…

浅はかなひび。(陽輔

お風呂で、田中ロミオの「人類は衰退しました4」を読んでいました。 湯冷めして、さっきから風邪っぽいです。なにやってんだか陽輔です。 いよいよ、あと数ヶ月で僕も卒業です。長かったような長かったような。 楽しかったような悲しかったような大学生活。…

怒涛の一週間  じゅん

生きてます。まずは初日。 某G・F・VのM様と接待。 初っ端から日本酒熱燗を勧められ、上司からも煽られ・・・断るわけにはいかずグイグイと。挙句、お猪口ではなくグラスで注がれ・・・ 翌日、人生初めての二日酔い。二日目。 我が支部の一周年記念。二…

『熟練はんたーさん』 マサキ

どうやら人間は我々に対して幻想を持っているように思える。我々だって糞もすればネズミだって殺す。生きたままの生物を食らうことだってある。 それなのに何故奴らは我々を可愛がるのだろうか。 晴れた夏の日のことだ。私は真っ黒な尻尾を垂直に立て、とき…

生きています・・・かろうじて  じゅん

こんばんは。 三日連続飲み中のじゅんです。 唐突に明日も飲みになりました。 四日連続です。 とりあえず生きてます。 死にそうですが・・・詳細は後ほど。 生存報告でした。

書評を書きたいと思う マサキ

思う。 思うんだけどね、 どうしても否定的な目で見ちゃったりしちゃってます。 『お前、自分自身がその程度しか書けないのにヒトのことよく言えるよな』 って心の中の俺が言うんです。でもそんなこと言ってたら何も書けなくなりそうだし 自分のことを棚にあ…

初めまして、マサキです。

日記を書こう書こうとは思ってるんですが、中々時間とネタがありません。 小説も書こうと思ってるんですけど、中々時間がー、と言い訳してばかりです。多分本気でやろうと思えば、削る時間はあるんですけどね。 睡眠時間とか、睡眠時間とか、睡眠時間とか。…

「青空アルコール」  陽輔

咲坂公園の樫の木の下で、水口檸檬は缶ビールを飲み、くしゃくしゃのソフトケースからセブンスターの煙草を取り出した。 空は雲一つない青空。わずかに残り糟のような雲が浮かんでいるが、雲一つ無いという事にしておこうと檸檬は思った。それくらいに良い気…

寒くねぇか? おめぇらっ!  じゅん

骨まで暖めてやるぜっ! こんばんは、じゅんです。 一昔も二昔も前のゲーム。スターオーシャン2のボスキャラより。 あぁ・・・あの頃はゲーム全盛期だった・・・。 そんなことより。 明日から怒涛の日々が始まります。 明日、接待飲み。 明後日、我が埼玉支…

書評【ラノベ】・目次「な」

眠り姫 貴子潤一郎

書評【ラノベ】・目次「さ」

12月のベロニカ 貴子潤一郎

眠り姫  貴子潤一郎

貴子潤一郎氏の一年と十ヶ月ぶりに出版された単行本。 短編集です。 まずは1話目から。「眠り姫」 12月のベロニカの現代版。 現代ということで「眠り」の現象が病気として定義されています。 相変わらず文章は上手いですが、、、ベロニカの構成を考えると…

日々を想う。  (陽輔

実家から東京に帰ってきました。実家で規則正しい生活を送っていたお陰様で、起床は七時。三色しっかり食べ、洗濯をする。 東方のイージーモードをクリアし、とらドラのスピンオフの二巻を読み、従妹と叔父と牛角へ行き、ビールを傾け、一日が過ぎた。 あー…

最近よく攣るんです   じゅん

こんばんは。 会議が長引き、残り仕事を片付けていたら帰宅がこんな時間に。。。 まぁ、いつものことですが。 なので夕食を作るのも面倒で日記を書いています・・・・・・というのは半分嘘で。 インスタントラーメンの2杯目を食べながら日記を打っています…

書評【一般】・目次「た」

第三の時効 横山 秀夫椿山課長の七日間 浅田 次郎天使の梯子 村山 由佳

天使の梯子 村山由佳   じゅん

古幡慎一はバイト先で高校時代に思いを寄せていた先生、斉藤夏姫に再会する。 8歳年上の夏姫に惹かれていく慎一。彼女も慎一に体を許すものの、心までは許そうとはしなかった。 なぜなら、夏姫の心には別の男が住んでいるから―― 慎一と夏姫、そして夏姫の心…

もう五日も過ぎ去った本年  (陽輔

石油ストーブの前に冷え切った足をつきだして、じりじりとあぶる。 ばーちゃんが、都会は怖いのぅってテレビを見ながら言う。 母さんは、田舎も一緒ですよと笑う。 俺は新聞をテーブルに広げて、三面記事って何で後ろから数ページにあるんかなって思った。 …

12月のベロニカ 貴子潤一郎  じゅん

3度目の書評となります、じゅんです。 今回はラノベでいきたいと思います。クラウディア大陸では、ファウゼルという女神を信仰していた。彼の女神は一人の女性を依代にしてこの世に顕現する。物語の発端は、この女神ファウゼル信仰にある。クラウディア大陸…

書評【一般】・目次「か」

君が見つける物語 浅田次郎 星新一 ほか警察小説競作 鼓動 大沢 在昌・今野 敏・白川 道・永瀬 隼介・乃南 アサ

出会いと別れ   じゅん

空はブルースカイ。なかなかいい天気だ。世間では三が日だかなんだかですっかりまったりのんびりお休みムードだが、世の中には年末年始だろうと関係なしに働いている輩もいることを忘れてはならない。 「随分と冷え込むなぁ」 何気なし呟くと、隣が何をいま…

それぞれに真実がある。  (陽輔

ちょっと日が開きましたね。友人とカラオケでオールしたりしてました、ドモドモ陽輔です。 三、四年ぶりにあった友人も居たりして、久々に自分の高校時代を思い返しました。 いつの間にかたくさんの事を僕は忘れていたりして、ああ、こうやって気持ちを忘れ…